シンポジウム 「耐震偽装事件に何を問うべきか −本当の黒幕は誰だ−」
今回の研究会は拡大版としてシンポジウムを企画した。
シンポジウムのテーマは「耐震偽装事件に何を問うべきか −本当の黒幕は誰だ−」として、構造計算書偽造問題を取り上げた。(社)日本建築構造技術者協会(JSCA)と東京構造設計事務所協会(ASDO)から後援を頂き、2006年3月6日(月)に日本建築学会の建築会館ホールで開催した。
参加者は153名であった。
シンポジウムの配付資料はこちらから見ることができます。
プログラムは、第一部が基調講演。
1)主旨説明と耐震偽装事件の現状 高山峯夫(福岡大学、研究会代表)
2)第三者機関が消滅する 多田英之(日本免震研究センター)
3)計算書偽造事件の真相に挑む 渡辺邦夫(構造設計集団SDG)
4)構造技術と法体系のあるべき姿 神田 順(東京大学)
第二部をパネルディスカッションとした。
パネルディスカッションでは、予定の60分を超過して90分間の議論が展開された。
なお、シンポジウムの全講演録は作成することにしている。
パネルディスカッションの状況
文責:高山峯夫
Copyright© 耐震工学研究会 2006