テーマ:過去の地震被害を今後の耐震設計にどのように活かすか
講師: 宮本裕司先生(大阪大学教授)
日時:平成29年11月10日(金)
概要:
昨年の熊本地震での被害を見ても過去の被害と同様に、建物が建設される地盤や基礎構造が原因となって上部構造の被害が大きくなった事例が多くみられる。地震発生の震源から出た地震動が地盤を揺らし、建物をどのように揺らすかを知ることは耐震設計を考える上で大変重要なことである。設計で考えるべき地震が大きくなる今、構造設計者が考えておくべきことについて分かりやすくお話しいただいた。